Made in China

  YR-HKSでは中国製の49ccエンジンを入手し、調査を開始しました。

  一見、ロビンエンジンと全く同じ作りですが、よ〜く見ると違います。
  その違いを画像で紹介します。

  さて、このエンジンの性能は?!  画像の紹介後に性能を紹介します。

 

シリンダーです。「E」と刻まれています。内部はボアが広く、ストロークはロビンと同じぐらいです。掃気ポートの溝などはロビンと似た形になっています。排気ポートには少し工夫がされており、EC04ERをそのままコピーしたのでは無いようです。

CHAOJINGとは中国のエンジンメーカーで、まぁコピー品を見事に再現する会社とでも言いましょうか・・。

ちなみにYR-HKSでは新品エンジンを購入し、エンジンをかける前に全部ばらしました。さすが中国製だけあって(これは偏見なコメント?!)ネジがもろくて、すぐになめってしまいます。しばらく使ったエンジンではおそらくネジは取れなくなるでしょう・・・。

クラッチ周辺は、これまた一見同じように見えますが、スプリング強度、クラッチシューを留めているネジ(スプリングを引っ掛けているところ)などが違います。

スプリングはかなり硬いです!!EC04ER用の強化スプリングよりも硬いので、これをEC04ERに使えば相当高回転でミートするのでは?硬すぎて滑り続けてしまうかも知れませんが・・・。

クラッチシューの違いは一番下の画像をご覧ください。

ピストンの径は40ccよりも明らかに大きいです。またピストンリングの幅もEC04ERよりも太いです。まだ新品だけあって、ピストンリングは一部だけ擦れている状態です。

フライホイールは形が少し違うように見えます。しかしEC04ERのフライホイールと全く同じ径で作られています。

キャブレターです。「huayi」と刻まれています。なんて読むのでしょう・・・。ひゅあゆぃ ?

現行のEC04ERのキャブレターとは形が異なります。これはさすがにミクニキャブのコピーでは無いようです。メインジェットも日本車(スクーターなど)には使われていない形です。

YR-HKSでエンジンをかけたときはEC04ERで使っているキャブレターを使いました。ネジ位置などは全く同じです。MJは80番でセッティングでました。

CDIです。形はEC04EAのものと同じ?でも「AOXIN」と刻まれています。プラグキャップなども少し違うようです。

リードバルブです。これもネジ位置などは全く同じですが、リード弁の硬さと画像のように「ANNO」と刻まれているところが違います。

リード弁はEC04ERよりも明るい色になっています。なので見る人が見れば違いが分かる? 硬いからってEC04ERのレース用として使っちゃダメですよ〜。

ちなみに私がエンジン検査すれば一発で49ccエンジンの流用と判断つきます。車検長さん、私も車検係にご採用を。

キャブレターの全体画像です。

吸気径は13mmなのでEC04ERと同じです。

クラッチドラムとドライブスプロケットです。形が全然違いますね〜。でもネジ位置は全く同じなのでEC04ERでも使うことができます。しかしドライブスプロケットの交換はできないようです。
クラッチシューの違いを撮ってみました。左が中国製、右がロビンエンジン用です。クラッチシューの素材が異なるようです。

 

 〜 49ccエンジンの性能 〜

  さて、一番気になるところ、性能ですが、はっきり言って速いです!!
   EC04ERの(芯出し済み、角マフラー)と比較して、明らかに加速が良いので、49ccを使ってい
   ればすぐに分かります。
   どれぐらい速いかと、、、例えるなら、、、40ccに加速重視のチャンバーを付けた感じでしょうか。

   新品なのに慣らしもしないでいきなり全開走行でしたが、フリクションロスなど全く感じないトルク感
   と高回転までの伸び。しっかり慣らしをすれば良いエンジンに仕上がりそうです。

   YR-HKSのドライバーに試乗してもらいましたが、あまりにもエンジンが速くて、普段アクセル全開の
   コーナーでもアクセルを戻していました。走行後に感想を聞いてみると、「速くて怖い」ですって。
   体感できるぐらい速いようです。(あくまでも幼稚園年中さんの体感ですが・・)

   練習用としてはかなり良いエンジンかもしれませんが、Made in China なのでいつ壊れるか・・・。

   走行後にエンジンをチェックしたところ、シリンダーのカバーがシリンダーに接触して少し溶けていま
   した・・。走行時間は12分ぐらいだったので、より使うことで他にも何かが・・。