〜 クラッチシューの交換 〜

 

必要な工具

 1. プーラー(3爪 100mm)   これ →

 2. ラチェットレンチ(13mm 10mm) あるいは スパナ (13mm 10mm)

 3. ラジオペンチ など(ウォータープライヤーとかでも)

 

このクラッチシューを

外します →→→

クラッチスプリングを外します。外すにはラジオペンチorウォータープライヤーなどを使います。ネジル(この図で言うと左方向に)ように引っ張るとすぐに取れます。(強化スプリングだと結構硬くて苦労します・・。)

スプリングに傷をつけてしまうと走行中に折れたりしますのでご注意を。と言っても傷付いちゃいますけどね・・。

スプリングの片方が取れた状態です。

こちら側のスプリングを外すときは、やはりネジルようにすると簡単に取れます。この図で言うと下方向にラジペンを回します。

スプリングが取れました。                                      
クラッチシューを外します。ラチェットレンチ(13mm)で外すのですが・・このままではクランクがクルクル回って外せません。

なのでドライバーなどを刺して回らないようにしてからラチェットで外します。このとき、クラッチシューに無理な力が加わりすぎると、シューの根元から折れてしまいますのでご注意を。

ドライバーでは上記のように折れることもありますので、スクーター用のプーリーを外す道具などをフライホイール側に付けて外す方法もあります。こちらの方が確実かも?! こんな感じ↓

ネジが取れました。

ワッシャーが入っているので、これ無くさないように!そして組み付けるとき、忘れないように!

クラッチシューを外してみると、矢印部分が錆びていると思います。ここにグリスを塗ってあげると良いでしょう!しかし、あまり塗りすぎるとクラッチが滑ってしまうので、少し塗って拭き取る程度で良いと思います。

私は普段使っている油まみれの軍手でフキフキして錆びている部分をしっとりさせるだけです。シュー側は少しグリス塗ってキッチンペーパーでふき取っちゃいます。

クラッチシューが取れた状態です。

クラッチシューを取り付けるときは逆の順序で!13mmのネジをしっかり締めないと、走行中に外れてしまうのでご注意を!

トルクレンチを使ってないので強さは分かりませんが、感覚として「ラチェットレンチの棒部分の真ん中あたりを持って、フルパワーーーで締めればちょうど良いかと・・」

これも取ってみますか。

10mmのラチェットで外します。やっぱりここでもドライバーを刺して回らないようにします。

10mmのネジが外れたら、プーラーを使って抜き取ります。

クラッチ部分が全て取れた状態です。

クランクシャフトとオイルシール(黒いゴム状のもの)が接触しているのが良く見えます。40ccぐらいの排気量では、この接触抵抗が結構ロスにつながると思います。まぁ密着していないとクランクケース内の一次圧縮が漏れることになるので、緩すぎてもダメですが・・。(エンジンが温まることで締め付けは緩むと思いますが・・。)

オイルシールとクランクシャフトの接触抵抗は、新しいエンジンほど大きく、使い込んだエンジンほど磨耗して抵抗が少ないようです。ですのでここにグリスを流し込むと良いでしょう!(圧縮漏れにも効果あり?)

クランクシャフトに少しグリスをつけて、クランクを回すと、グリスがにじみ込んで行くのが分かります。これでOK!

グリスを塗ったということは、しばらく使うことで汚れてしまい、かえってフリクションロスが増えてしまうことも有り得ますので、こまめにオーバーホールすることが必要になる?!  かもしれません。